【學を好むは知に近く、力(つと)め行うは仁に近く、恥を知るは勇に近し】と読みまして、学問を好むことは知の德に近く、努力して行うことは仁の德に近く、恥を知ることは勇の徳に近い、という意味です。
出典は『中庸』第二十章です。
好學近乎知、
學を好むは知に近く、
学問を好むことは(独り善がりを打ち破るので)知の德に近く、
力行近乎仁、
力め行うは仁に近く、
努力して行うことは(我がままを忘れさせるので)仁の德に近く、
知恥近乎勇。
恥を知るは勇に近し。
恥を知ることは(自尊心を奮い立たせるので)勇の徳に近い、
知斯三者、
斯の三者を知らば、
この三つのことがわかったならば、
則知所以脩身、
則ち身を修むる所以を知る。
(自分の)身の修め方がわかる。
知所以脩身、
身を修むる所以を知らば、
(自分の)身の修め方が分かったならば、
則知所以治人、
則ち人を治むる所以を知る。
人の治め方がわかる。
知所以治人、
人を治むる所以を知らば、
人の治め方がわかったならば
則知所以治天下國家矣。
則ち天下國家を治むる所以を知る。
世界や国家の治め方がわかるのである。






























