【一富士(イチふじ)、二鷹(ニたか)、三茄子(サンなすび)、四扇(シセン)、五煙草(ゴたばこ)、六座頭(ロクザトウ)】と読みまして、初夢としてみると、縁起の良い夢として知られている言葉です。
出典は『俚言集覧:リゲンシュウラン』です。
『俚言集覧』は、太田全斎著、江戸時代の国語辞書26巻です。
初夢は「元日の夜から2日の朝にかけて見る夢」とするのが最も一般的です。
また、1月2日の夜から3日の朝にかけて見る夢を「初夢」という説もあります。
【一富士】は、日本を代表する名山・富士山を指します。富士山は「不死」にもかかっていて、
縁起のよいもの、不朽の存在としての意味が込められています。
【二鷹】は、鳥の王で、威厳ある存在であると同時に、こちらも「高い」という言葉にかかるとされています。
【三茄子】は、「茄子」にも縁起のよい言葉がなぞらえられています。
物事の生成や発展する様子を示す、「成す」です。
【四扇】は、商売繁盛や子孫の繁栄を願う末広がりの形から、縁起が良いとされるものです。
【五煙草】は、煙草の煙が上にのぼることから、縁起ものとして扱われており、
幸運や運気の上昇を象徴していたと考えられています。
【六座頭】は、盲目の琵琶法師のことを「座頭」といいます、「座頭」は剃髪していることが特徴なので、
頭に毛がないことから「怪我無い」、つまり家内安全を願う象徴とされてました。






























