【呑舟(ドンシュウ)の魚(うお)は、枝流(シリュウ)に游(およ)がず。】と読みまして、 舟を一呑みにするような大きな魚は、支流の小さな川では泳がない、という意味から、大きな仕事を成し遂げようとする者は、小さなことには拘るな、というたとえでもあります。
出典は『列子』楊朱篇です。
呑舟之魚、不游枝流。
呑舟之魚は、枝流に游がず。
舟を一呑みにするような大きな魚は、支流の小さな川では泳がない
鴻鵠高飛、不集汚池。
鴻鵠(コウコク)高く飛びて、汚池(オチ)に集(つど)わず。
おおとりは、空の高いところを飛んで、地上の水たまりには集まらない。
何則其極遠也。
何となれば則ち、その極(キョク)遠ければなり。
なぜならば、その目指す所が極めて遠いところにあるからだ。






























