【其(そ)の人(ひと)を知らざれば、其の友(とも)を視よ。】と読みまして、その人について何も知らないのなら、その人の友を見るがよい、そうすれば、その人の人柄は自然に分かる、という意味です。
出典は『史記』張釈之(チョウセキシ)・馮唐(フウトウ)列伝
太史公曰
太史公曰
太史公が言いました、
馮公之論将率
馮公之将率を論ずるや
馮公が将帥たるもののあり方について論じたことは、
有味哉、
味わい有る哉、
まことに味わいがある、
語曰
語に曰く
古語にあるように
不知其人視其友
其の人を知らざれば、其の友を視よ
その人について何も知らないのなら、その人の友を見るがよい、