【恥(はじ)の人(ひと)に於(お)けるや、大(ダイ)なり。】と読みまして、羞恥心というものは、人間にとって極めて大切である、という意味です。
出典は『孟子』盡心章句七条です。
孟子曰、
孟子曰く、
孟子が言いました、
恥之於人大矣。
恥の人に於けるや大なり。
羞恥心というものは、人間にとって極めて大切である。
爲機變之巧者、
機變の巧を爲す者は、
臨機応変のごまかしばかり上手なものは、
無所用恥焉。
用(もっ)て恥ずる所なし。
羞恥心(つまり良心)というものが全くないのだ。
不恥不若人、
人に若(し)かざるを恥じざれば、
自分の德行が他人に及ばないのを恥とも思わなぬ者が、
何若人有。
何の人に若(し)くことか〔これ〕有らん。
どうして人並みになれるはずがあろうか。