今日の四字熟語・故事成語
今日の四字熟語・故事成語
No.5105【聽には聰を思う。】『論語』
【聽(チョウ)には聰(ソウ)を思う。】と読みまして、物を聴く場合に、聡く明瞭に聴き分けたい、と念願することです。
出典は『論語』季氏篇です
孔子曰、君子有九思。
君子に九思(キュウシ)有り。
教養人には心を尽くす九つのことがある
と述べられているなかの二つめが
聽思聰
聴には聡を思う
聴くときには、うわべだけでなく、明瞭に聴き分けたい、と念願する
です。
世間には、人の言葉を自分の私心によって誤解し、曲解して聞き取ることがあるから、教養人はそれを斥けて「聽」を念願する、ということでしょう。
八重樫 一 (やえがし・はじめ)
『今週の名言』と『今日の四字熟語・故事成語』を担当させて頂くにあたりまして
【プロフィルと自己紹介】
・1943年3月1日生まれ、北海道大学工学部卒業
・2001年に漢字検定1級合格。以来、
・2014年の検定まで30回合格
・2014年 漢字教育士 資格取得。
白川静記念/東洋文字文化研究所認定
・2019年 論語指導士 資格取得
論語教育普及機構認定
・福島県漢字同好会会長
・NHK文化センター郡山教室「知ってなっとく漢字塾」講師
・福島中央テレビ/ゴジてれChuの「知ってイイ漢字」出演中
・福島民報 『漢字のじかん』コラム連載中
・女性のための生活情報紙「リビング郡山」の
「か・ん・じ(漢字)」コラム連載中
・趣味は、中国古典(論語、史記、諸子百家など)、写真、俳句、純米酒