【福過ぎて災い生ず】と読みまして、幸福が度を過ぎると災いが訪れる。度の過ぎた行いを愼むことを言っています。
出典は『晉書』庾亮傳です。
晉の政治家:庾亮(ユリョウ)が明帝の即位に際して差し出した上表文の一節に出ている言葉です。
無勞受遇、
勞無くして遇を受くること、
たいした仕事もしてないのに、恩恵を受けておりますのは、
無與臣比
臣と比(くら)ぶるもの無し
私くらいで、他にはいないようです、
小人祿薄
小人の祿薄きは
私のいただく俸禄はすくないですが
福過災生。
福過ぎて災い生ず。
幸福が度を過ぎると災いが訪れる(と言います、小祿のままで結構です)。
止足之分
止足の分は
足るを知って、そこに止まること、それが
臣所宜守
臣の宜しく守る所なり。
私の守るべきところと承知しております。