浴衣の着付けや所作を学び、ディナーと日本舞踊も楽しむ「浴衣ｄｅディナー」が２５日、須賀川市のDiningさくらを会場に開かれた。同市の花柳流・華純会の花柳純郎会主が主催した。
　夏本番を迎え、夏祭りや花火大会などで浴衣を楽しむ機会が多くなることから、着方や帯の結び方、浴衣を着た時の所作を学んでもらい、“浴衣美人”を目指そうという趣旨。
　福島や郡山市から集まった受講者たちは、浴衣の着方、帯の締め方を習ったあと、花柳純郎さんと花柳純迪伽（あやみちか）さんによる切れ味の良い舞踊を楽しんだ。
　所作については、立ち方や手の仕草、お辞儀の仕方など６つの項目について手本が示され、アドバイスがあった。
　花柳さんは「着物を楽しく着ることで、自分をプロデュ―スし、思うように振る舞えて満足感が得られる。自信にもつながっていく。和服を見る側からも着る側からも楽しめるようにしましょう」と話した。
　受講者たちはおいしい食事も楽しんだ。