1932〜45年にかけ、旧・大日本帝国は中国東北部に傀儡国の満州を建国したと、かつて世界史で学んだ。▲先ごろ那須塩原市で開かれた史学日本塾の講演会資料を参考に再検証したい。

▲日中戦争の端緒、満州事変とは中華民国奉天（現在の瀋陽）郊外の柳条湖で起こした南満州鉄道線路の爆破事件を指すが、後にこの紛争は大日本帝国・関東軍による満洲全土占領の引き金となる。　　満洲全土制圧の真の狙いや目的は何か、未だに私の頭上は靄がかかり、どうも晴れない。

▲満洲は資源が無尽蔵にあり、旧・大日本帝国はそれを狙い、奪おうとして紛争を仕掛けたのか、凡人にはどうも分からない。真相を解明するには両面、多角的な検証が言うまでもなく必要だ。現代のロシア・ウクライナ紛争が恒例。国際情勢はなおさら複雑怪奇であることに違いない、この紛争を陰で操る正体は何処にー。