寒い毎日が続きますが、皆様お元気ですか。こちらケンタッキーが日本の気候とまったく違うところは、一日の気温の差が大きいこと。それに、とても乾燥していることです。前の晩に髪を乾かすのに使って、乾かすのを忘れてしまっていたタオルも、朝には机の上で情けない格好で、乾いています。カパカパに乾いているところを見ると、空気の乾燥の度合いがわかります。もっとわかりやすく言えば、「お風呂から上がって髪を乾かしているうちに、洗った薄いタオルが乾いている」という具合です。
 
　夜中眠っていても寒くなってきたので、掛け布団がもっと必要になりウォールマートに買いに行きました。
買い物へ行きたい時には、学校が用意してくれるバンの車に乗って行きます。週に１回、水曜日に学校の女子寮前から出発します。
　車で行くと５分ぐらいのところにウォールマートはあり、この町での私たちの買い物は、もっぱらここで済ませます。以前に父に話したら、郡山にあるモールがこの系列の店だと教えてくれました。そう言われてみると、チラシが色つきの古紙だったり、レイアウトの仕方を思い出して見てもアメリカの雰囲気であったなあと思いました。
　買い物で驚いたことは、何でもビッグサイズで売っているということです。少しだけしかいらなくてもたくさん買うしかありません。ジュースを買った時には、最少の量でも３リットルでした。店内はとても広いのですが、日本のように陳列に工夫をほどこしてあったりしません。私が買った布団は、高い棚の上にあったためほこりだらけで、使う前にいちど洗濯が必要でした。何もアメリカの悪口を言おうというわけではありません。ケンタッキーで生活し始まったころは、日本のやり方をなんでも素晴らしく感じたのですが、近ごろは、そこまで必要なのかしらという思いで日本の生活を思い出したりしています。上手には言えませんが、日本では何でも至れり尽くせりだということです。こちらでは、日本の文房具も大人気です。デザインが繊細で、なんといっても機能的です。でも日本で買ってもアメリカの製品に比べればとても高いです。ノートなどの消耗品に関しては安いもので十分と思うようになりました。
　では、また。
 （写真上：ウォールマートの前で友人と）（写真下：ウォールマートの外にはカーコートが。店内のパン売り場）