WiZ専門学校 国際情報工科大学校（福島県郡山市、水野和哉校長）は来春、「情報システム工学科」と「ゲームソフト開発科」のそれぞれのカリキュラムを一新、新たにコースを開設する。
　両分野とも今後、有望な産業として成長が見込まれることから、市場の変化に伴う求人増に対応する。
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　IT技術者を養成する情報システム工学科は、「ソフトウェア開発」「ネットワーク・カスタマー」の2コースを新設。
　IT技術革新が進むことにより、求められる知識と技術の細分化が進む求人に対応する。このため、カリキュラムをより専門性の高いものへと一新する。
　ソフトウェア開発コースは、「Windows（ウインドウズ）8」向けアプリケーションの制作技術を身に付ける新しいカリキュラムを導入、IT技術を学ぶ学生の世界コンテスト「Imagine Cup（イマジンカップ）」（※）への作品出展などを目指す。
　ネットワーク・カスタマーコースは、ネットワークやサーバの構築、設定をはじめ、システムの保守管理に関する高度な専門知識と技術を学ぶことに重点を置く。同時に国家資格の工事担当者取得も目指す。
　情報システム工学科の修業年限は3年。定員20人。
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　ゲームクリエーターを養成するゲームソフト開発科は、「ソーシャルゲームコース」を新設。モバイル端末の普及で、ネットワークを介したソーシャルゲーム開発への注力を進める開発現場の人材需要に対応。
　ソーシャルゲームが稼働しているデータセンターに接続し、ネットワークを使ったゲームの組み込みや設定方法を学ぶ。従来のゲームプログラマーを育成する「コンシューマーゲームコース」と併せて、市場に大きな変化を見せるゲーム産業の即戦力となる専門人材を育成する。
　ゲームソフト科の修業年限は3年。定員20人。
 

　■ 学科説明とオープンキャンパスは5月11日（土）、26日（日）、国際情報工科大学校で開く。時間は各日とも午前10時～午後1時30分。

　※ Imagine Cup（イマジンカップ）　マイクロソフト主催の学生ITコンテスト。国際競争力のある人材育成を目的に、全世界180ヵ国を超える国と35万人以上の学生がITに関する専門知識と技術を生かして制作した作品を発表する。今年で11回目を迎える世界最大規模のコンテスト